春は渓流釣りにピッタリです。
特に残雪も沢から消え、雑草が生い茂る前の時期は、最も釣りやすい時期と言えるのではないでしょうか。
2年ぶりに渓流釣りへやってきました。
昨年は忙しすぎて、釣りへロクに行けなかったので、今年は頑張ろうと決意した次第です。
今回は4時半に起きて現地へ向かう予定でしたが、目覚ましをかけて目が覚めたのはなんと2時半…
どゆこと?
久しぶりの渓流釣りが、楽しみ過ぎて早く目が覚めちゃったかしら?
小学生かよ…
もう少し寝ようと粘りましたが、寝付けません。
仕方ないので現地へ向かっちゃえ。
真っ暗な中、車を走らせます。
入渓予定の沢に到着したものの、辺りは真っ暗…
時間があるので、どうせなら奥の沢まで行こうとさらに車を走らせたところ…
倒木が完全に道を塞いでいました。
これは引き返すしかないね。
ここ数年、林道の崩落や倒木、工事中などで狙いをつけていた沢が入れないことがよくあります。
そんな時は入渓する候補の沢をいくつか選んでおくと、慌てずに済みますよ。
結局引き返して、もともとの入渓予定だった沢の入口へ駐車。
準備をしていると、周囲も明るくなってきて、丁度良い頃合いになりました。
さて、頑張んべ!!
この沢を本格的に攻めるのは実に4年ぶり。
というのも、車で近くまで行ける上、入渓しやすいため以前はちょくちょく来てました。
しかし、ある時を境に釣果が目に見えて悪くなりました。
筆者は、7~8割をリリースするよう心がけています。
1回の釣行で2,3匹しか釣れない事もあり、しばらく敬遠していました。
なので、今回の釣行は漁協がなくても、資源が回復するかどうかの調査も兼ねることにします。
結局、入渓して実釣開始は5時半。
いつも通りの時間帯です。
水量はいつも通り。流しやすい水量。軽く流しましたが、反応はありません。
釣りあがりながら、丁寧に探って30分。
深みを流して、ようやく一匹目。
ちょっとサビが浮いていますね。
水温も低いし仕方ないのかも。
とりあえず1匹を釣り上げてボウズ回避に安心。
水温が低いので深みが今日の狙いどころかな?
追加の一匹を期待しながら、一つ目の堰堤に到着。
ここでの様子は上の動画でどうぞm(__)m
エサを直入れして、ちょっと待ちます。エサが下まで落ち切ったところで反応がありました!
やはり深みでヒットです。
まだ、エサを流して追ってくるような時期ではないという事ですね。
狙ったポイントに直入れが今回の武器になりそう。
その後、狙い通りに深みを中心に狙って数匹を追加。
釣りあがっていくと好ポイントを発見。
このような2つの流れの合流地点は、魚が居着いている可能性が高いです。
なぜなら、餌が流れて来る可能性が2倍になるから。
渓流魚もわかっているんでしょうね。
期待しながら何度かエサを流しましたが、反応なし(T_T)
活性が高い時期なら、高確率で食ってくるのに・・・
同様な合流ポイント。
こちらは釣れました。
低活性時の合流ポイントは他とあまり変わらないかも…
今回は深み攻めで釣果を重ねていきます。
ヒットシーンを短くまとめてみました。
今回は5時半から11時までの釣行。
結局、釣果はイワナ12匹。
20cm前後の魚体が多かったです。
お持ち帰りは1匹だけにしときました。
この釣行で学んだのは以下の4つ。
- 入渓する沢は複数の候補を考えておく
- 活性が低い時は深みを攻める
- 合流ポイントは活性次第
- 漁協がない河川でも釣れる
渓流釣りは狙った沢に入れないことも多くあります。
林道が崩落や倒木で通れなかったり、先行者がいることも…
そんな時に慌てないよう複数の沢を候補として考えておきましょう。
次に魚の活性が低い時の攻め方。
活性が低い時は魚の口元まで、エサをこちらから運んであげる必要があります。
つまり、魚が隠れている岩陰や深みにエサを流し込むことで釣果が期待できます。
また、沢の合流地点は狙いどころです。
しかし、それも活性が通常時~高い時の話。
魚がエサを追ってくるようなときには、好ポイントになるでしょう。
「漁協のない河川で魚は釣れるのか?」の検証は「釣れる」との結果に!
それも数匹しか釣れなかった沢も、今回は10匹オーバー。
結果から見ると数年で個体数が増えたようです。
ただし、根こそぎ釣りあげられた河川は増えようがないので、釣り師の皆さんは乱獲しないように注意しましょう。
毎回、別の沢に入渓するのも、根こそぎ防止になりますね。
また、同じ沢に入渓するなら、入渓ポイントをずらし釣りをする区画を変えるのも一つの方法です。
長く釣りが楽しめる環境を、自分たちで守っていきましょう。
それでは、皆さんも素敵な渓流釣りライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。。