今年はなかなかいいペースで釣りに行けて嬉しい。
こんな日がずっと続けばいいのに!!
さて、今回もホームにしている沢への渓流釣りですが、前回と違うところが一つ。
前回は支流へ入りましたが、今回は本流での釣り。
釣果に影響があるのか試してみたいと思います。
冒頭に記した通り、前回と今回の釣行で最も違うのは入渓する沢が「本流」か「支流」というところ。
とはいえ、二つの沢の幅や水量に大きな差はありません。
画像ではこんな感じ。
この二つの最大の違いは、並走する林道がある「本流」と並走する林道がない「支流」というところ。
前回は何気なしに支流を選びましたが、今回はあえて「本流」を選びました。
果たして違いが出てくるのか?
前回釣行から9日後の挑戦です。
ちなみに他の条件は以下の通り。
- 前回同様、釣行開始時刻は5:00~
- 同じく、先行者無し
- 今回は前々日の雨で、当日若干水量が多い
- 気温は今回の方が高い
まあ、天候・気候的には今回の釣行の方が若干有利でしょうか?
しかし、水に濁りもなかったし、その他の条件はあまり変わらないといった前提でお願いします。
ちなみに前回の釣行はコチラ
実釣開始
今回は本流に入ると決めていたので、車から入渓ポイントまで10分ほど歩きました。
2年前と全く同じポイントからエントリー。
そして全く同じ位置から釣行スタート。
「本流か、支流か」の違いのほか、2年前との比較も完全にできますね。
実際の釣行の様子はコチラ↑
まあ、2年前との比較は15分もすればハッキリしました。
なんせ釣れない。
2年前は、エサを入れる度に喰いついていたのに…
今回は反応が薄い。
反応が「無い」わけではありませんが、あからさまに少ない。
仕掛けの高切れもあって、最初の1匹を手にしたのは、実釣開始から1時間経ってからでした。
ちなみに「高切れ」とは、合わせた際にラインが切れてしまう事。
細い仕掛けやラインに傷がついている時に起こりやすいトラブルです。
今回の高切れは、数年前に作っていた0.6号ラインの仕掛けを使用したことが原因でしょう。
普段は1号ラインを使用しているため、同じ力具合で合わせを入れたのがいけなかった。
ーーー
しかし、釣果自体はそこまで悪い物でも、ありません。
確かに2年前と比べるとかなり釣果が落ちてますが、それは2年前が異常だからです。
・2年前は2時間で12匹。1時間当たり6匹。
いわゆる入れ食い状態。
・今回の釣果は5:00~12:00までの7時間で12匹。
1時間あたり1.7匹…そこそこ
・ちなみに前回は5:00~13:00までの8時間で20匹。
1時間あたり2.5匹…上出来(^-^)
数字で比べてみると、ハッキリしますね。
この差はどこから来るのか考察してみました。
今回の釣行で学んだ(復習した)主なポイントはこの3つ。
- 沢に差がないのなら、釣果の差は林道や登山道の有無
- 高切れ対策には太仕掛け
- 枝がかりに注意
1.沢に差がないのなら、釣果の差は林道や登山道の有無
要は釣果に影響するのは「本流」や「支流」などの区分けでなく、林道や登山道が並走しているかどうかということ…
林道や登山道が並走している沢には人が入りやすいため、どうしても魚が釣られてしまっており、釣果は悪くなります。
これは数だけでなく、型も一緒ですね。
魚が小型中心で数も出にくいなら、その分人が入っていると思っていい。
釣り人はどうしても帰りのことを考えると、林道が並走している沢を選んでしまいがちですから。
逆に釣果を出したいなら、人が少しでも入らない沢へ行くべきです。
2.高切れ対策には太仕掛け
0.6号以下の細い仕掛けで糸が切れるなら、それ以上の強度をもつラインを使用すればよいのです。
そんな思いから、太仕掛けを使うようになりました。
実際、1号を使うようになってから、高切れとはおさらばしていたんですが…
昔作った仕掛けが細いのを忘れていました。
ちなみに、「太仕掛けは魚にバレて釣れない」と主張する方もいますが、八幡的に太仕掛けでも釣れます。
十分、釣れます。
釣れないのは先行者がいた場合です。
先行者がいても、なんとか釣りたい場合は0.6号以下のラインで勝負してください。
ただし取り込みやアタリの時に切れないよう、力加減に気をつけましょう。
細仕掛けでブッコ抜きはきついかもしれません。
3.枝がかりに注意
今回の釣行では、「高切れ」以外にもトラブルが!
いわゆる「枝がかり」ですね。
渓流釣りではよくあるトラブルの一つですが、熟練してくると少なくなってきます。
回避方法は周囲をよく見ること。
邪魔になる木や枝を前もって把握しておくのが一番です。
具体的には
- ルアー釣りでもエサ釣りでも、射線に被るように枝が生えてないか
- 合わせを入れた時に邪魔にならないか、
- 水中に倒木や枝が張り出してないか
など注意深く観察することが枝がかりを激減させる方法です。
今回は仕掛けの目印が右方向に動いたので、上方の枝を気にして左に合わせを入れました。
しかし、もともと竿を上げ過ぎていたのが原因で、わずかに下にあった枝にラインが引っかかってしまった様です。
特に合わせでは、竿の反動でラインが緩む瞬間があるので、障害物からは反動分の余裕を持ちましょう。
でないと、今回のように枝がかりの原因にもなりえます。
魚がかかってからの枝がかりや根がかりは、いつも以上に厄介です。
枝がかりや根がかりが手の届かないところだと、仕掛けの紛失に繋がりますし、残った仕掛けはゴミになります。
また、魚が針がかりしたまま、逃げることだって考えられます。
可哀相な魚を生まないためにも、枝がかりには十分注意しましょう。
それでは、皆さん素敵な釣りライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。